ミャンマー人が新年を迎えるイベントは「水掛け祭り」です。この習慣はバガン時代から始まりました。祭りの四日間は天王が下界に舞い降り、俗世界を調査するという伝説があります。祭りの四日間と次の日の正月の日は、特に、悪事や人に迷惑をかけることは厳禁です。天王から善良な人間として認知されるよう、寄付などの功徳を積みます。ちなみに恒例の水掛けには、3つの意味があります。①透明な水が晴朗であるように、国民の生活も平穏になるように ②新年では善良な心を持つように、邪心を水で洗います ③水が途切れることなく、民族同士の友好が寸断されることがないように。
ミャンマーSANKOUヤンゴン学校でも水掛け祭りは行われます。ご想像の通り、ミャンマーらしいとても暑い日でした。想像以上であったのは、この暑さに負けないぐらいに生徒たちの情熱がすごかったことです。さあ〜思い切り歌おう、踊ろう、旧年の汚れを新年に持ち越させぬよう水を掛けて汚れを落とすぞ〜。